カテゴリ:FILM/BOOKS( 13 )

牛の鈴音
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ずっと見たかった映画牛の鈴音を見に行って来た。

韓国の田舎に暮らす農家の老夫婦と、
平均寿命の15年を遥かに超えて30年以上も
農夫の手となり足となり働いてきた牛との日常が
淡々とゆっくりゆっくり牛の歩みのように流れるドキュメンタリー

79歳の農夫は8歳の時から足が悪いのに
辛い農作業を毎日続けていて
仕事を休めと云う医者の忠告も聞かず
「休むのは死んでからでいい」と云う

ハルモニ(おばあちゃん)がまたいいキャラしてて
牛に食べさせるためにと、畑の雑草にも農薬を使おうとしないハラボジ(おじいちゃん)に
「私なんかよりずっと牛のことを大事にするんだから!」と
毎日文句を云ってばっかりなんだけど
それがまるでヤキモチを焼く新妻みたいでなんとも可愛いらしい

そんな小言には全く耳を貸さないハラボジも
年老いた牛が具合を悪くして出した小さな声にはすぐに反応して
心配そうに様子を伺っていたのが印象的だった

名前もない「牛」との別れがもう近づいているのを
きっとハラボジは分っていたから・・・

しわくちゃのハラボジと日焼けして真っ赤なハルモニの顔と
泥で汚れて毛はボロボロで、痩せてお尻もゴリゴリになった牛の姿が

何故だかとっても美しかった

心の中に太陽が当たってるようなぽかぽかする感じが
ずっと残ってる
そんな素敵な映画でした
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by hanakononikki | 2010-02-10 23:45 | FILM/BOOKS

日本の映画
先週と先々週、すごくいい映画を二本見た。

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ひとつは「パコと魔法の絵本

病気を抱えながらも屈託のない笑顔で
大の大人達の心をゴシゴシ洗ってくれるパコちゃんに
笑って泣いて考えさせられながら
極彩色がすごーーくキレイな映像美と特殊効果もたっぷりの
絵本の中に迷い込んだような素敵な魔法の映画で
子供から大人まで楽しめる事請け合い。041.gif


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そしてもう一本は「おくりびと」

近親者のお葬式と云う経験がまだない方にとっては
(そりゃない方が良い
きっと初めて目にするどころか
そんな職業があった事さえ知らないと思う、
「納棺師」と云う仕事を通して

見えてくる人間の抱える業や、普段は隠れている偏見を
淡々と優しくユーモアたっぷりに描きつつ、
肉体に宿っていた人間の魂を
現世から送り出す儀式でもあるこの職業に
畏敬の念を抱くとても美しい映画。

私は13年前に父が亡くなった時に初めて目にして
その時は中年のきれいな女性だったけれど
とても手際がよく無駄のない動きと
ひとつひとつ私達親族に説明をしながら儀式を執り行う一挙一動が
すごく鮮明に記憶に残っている。

人の死は千差万別で
病死もあれば事故死もあり、殺人や自殺と云う死もあって
そして享年もまさに人それぞれだけれど

納棺師は、そんな全ての死者に平等な最期を施し
生前の美しい姿に蘇らせてこの世から送り出してくれる
とても素晴らしい仕事なんだなぁと改めて感動した。

主演のモッくん(本木雅弘)もすごく良かったし
(ガタイが思いのほか良くてちょっとビックリドキドキ)
久石譲の音楽がまた泣かせるねぇ。。



滅多に見なかった日本映画も
こんなに味わい深い作品が多くなって来て
昔みたいに毎週末は映画館に通いたくなっちゃうなーうへへ

(すぐ近所に映画館があるってなんて素敵053.gif


[追記]
「おくりびと」に出演していた根岸徹さんが
11日に肺がんのため65歳で急逝されたそうでびっくり、、
ご冥福をお祈りします。。

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by hanakononikki | 2008-10-13 15:35 | FILM/BOOKS

DDD(ダンスダンスダンス)
こんなダンスマガジンがあったのね、、知らんかった012.gif

熊川さんとこのKバレエで、
今年もゲストプリンシパルとして
昨日から始まった「海賊」に出演のために帰国中のショウコちゃん♡
(熊川さんはゲネプロの時に膝痛めて降板だって、、気の毒に。。)

今回はこの舞台終わったら休みが取れるから
里帰りして温泉に行くんだってさぁ016.gif

で、その「ダンスx3」(←そんな適当な)と云う雑誌に
我らがSHOKOちゃんがモデルとしてどどーんと登場♡

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す ば ら し い。。。

う つ く し い。。。

インタビューでは
世界を舞台に踊りを追求し続ける彼女の
バレリーナとしてのとてもストイックな部分が語られていて感動。


そしてパラパラとページをめくっていたら・・・

ん?
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あらまサーロちゃんだ!

すごーい注目されてるよー!
おまけに「以前はロックバンドでヴォーカルやってた」って
マジですかぃ!
ほー 今度ライブで雅くんとハモったりして欲しいなー♬
どんな声してんだろ

今週末はいよいよジャパンツアーだよ〜い
落ちてる暇なんてないのー070.gif(アガるの早すぎだろ

急遽行ける事になった初日大阪で
取りあえず父さんも暴れてくるよ! うけけ!
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by hanakononikki | 2008-07-31 22:39 | FILM/BOOKS

歌舞伎のルーツ、桃山ROCKS!
あ~やっぱハードカバーの本って良いわぁ (^ω^)
読み終えた後のなんとも云えない充足感。。(もう一週間も経ってるが)
でも12時にベッドに入って、気がついたら夜中の3時半とか・・・ヒー
それだけ面白くて、久々に300超えるページがあっと云う間だったや。笑

雅くんもオススメの「桃山ビート・トライブ」(著者:天野 純希)

c0049919_21312399.jpg桃山時代の痛快ロック小説!
安土桃山時代。秀吉が権勢をふるい、三成が野心に燃えた頃、
型破りな音楽と自由な踊りを武器に、
権力に立ち向かった若者たちがいた。
破天荒なエネルギーとリズムで疾走する痛快時代青春小説! 
第20回小説すばる新人賞受賞作。
 

何が面白いって、ノンフィクションの歴史を散りばめた時代背景もあるけど
反抗的な言論や芸能が厳しく規制され虐げられ始めていた時代に
権力に屈することなく、革新的な音楽と踊りで民衆の心を鷲づかみにしていた
芸人「ちほ一座」(三味線の藤次郎、笛役者の小平太、黒人の太鼓叩き・弥介と
天才ダンサー・ちほの4人)の演奏ってのが、

色んな会場に乗り込んでゲリラライブをやるんだけど
それがいつも筋書きなしの即興プレイってところとか、
藤次郎の三味線の弾き方が、バチを叩きつけるように弾く「まるで打楽器のような奏法」
なんて書いてあるもんだから、、、この作者もしかして仔雅か・・・?(゜Д゜)
いや、仔カブキボーイズか?(←あのね。ってみた。ワハハ

そして最後は、こうなりゃ世界が舞台だ!と
船でワールドトゥアーに旅立つって云うんだから
もう愉快痛快!どころかえぇぇええええ!?的な。
(あ、まだ読み終えてない人スマン)
いや~よくこんな本と出会ったなぁ、雅くん。てか読んでて相当ウケたろなぁ

歌舞伎の発祥となった出雲の阿国一座も出てくる。
20代の若い作者だけあってか、時々文章が砕けまくったり(笑
「セコい」とか「B専」とか現代若者な感じのワードが顔を出すのも
小気味良くワロた^ω^けど、
終盤の粛清のシーンでは、流石の表現力に血の臭いさえしてきそうだった。

映画化したら面白いと思うなぁ
(ぜひ北野タケシ監督で。なんちって



    何せうぞ くすんで


    一期は夢よ ただ狂へ




そして今日、本屋で見つけた吉井和哉自伝「失われた愛を求めて」(臭いタイトルだな
が今夜のベッドのお供なのーん♪

明日はゼップでライブ!
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by hanakononikki | 2008-02-21 23:17 | FILM/BOOKS

女帝 (原題「夜宴」"The Banquet")
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久しぶりにいい映画を観た。(DVDだけど;
去年日本公開の中国映画「女帝
”アジアの宝石”ことチャン・ツィーが、宝石以上の輝きを放つほどの適役だった。

五代十国時代(907年 - 960年)の王朝を舞台に繰り広げられる愛憎劇で
原作はシェークスピア四大悲劇のひとつ「ハムレット」。
ハムレットでは脇役とされる王妃ガートルードが主役として
ツィーちゃんが(なんかヘンだな
美しく、恐ろしく、そして悲しく演じあげておる。

いやー何がすごいって
中国は王妃だって剣を使い宙を飛んじゃうのさ!(・∀・)/
バレエもやっていただけあって、チャンちゃん(名字かい)のアクションシーンは
踊りのように優雅で美しい。

ハムレット役の皇太子を演じた役者さんが
ハンサムなんだけどちょっと濃すぎて残念。
オフェーリア役のジョウ・シュンと云う女優さんも
すごく繊細で品があってよかったし
とにかく映画全編通して素晴らしい色彩美と映像美だった。
衣装がまたキレェェーーーーーー!

中国時代劇って云うとワイヤーアクションありきだけど
この映画ではそこまで気にならならないほど
とにかく映像の美しさが秀逸。

あと、冒頭と夜宴にも出てくる白塗りのお面をつけた踊りが
独特な奇妙さを残してて良かった。 
あれも伝統芸能なのか分からないけど、まるでモダンバレエみたいなのに
それが不思議としっくり合ってて。

ただ、字幕がちょっと古い用語多すぎて分かりにくかったかなぁ
もっと簡単な言葉に置き換えてくれればいいのに。(アタイバカだから

毒薬を買いに来た王妃に「これより恐ろしい毒はあるのか」と訊かれて
「それは人の心です」と囁く売人がイカス。

まだ見てない人はオススメざます!
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by hanakononikki | 2008-01-22 00:46 | FILM/BOOKS

男気溢れるカラス達
久しぶりに映画観て来た~´∀`

話題の「クローズZERO
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ワルの巣窟の様な男子高で繰り返されるNO.1争い。
原作は少年コミックらしく、男臭くて暴力たっぷり。
ホントに殴り合ってばっかりの映画なんだけど、何なのこの爽快感。みたいな。

主役の小栗旬の立ち姿に惚れ惚れ。(近頃めっきり惚れ易い
役者さんたちも個性派の粒ぞろいで、
脇を固める先輩俳優達も目立ちすぎず、でも存在感たっぷりで
ひとりひとりの性格が、ケンカの仕方で表されていると云うのも面白かったし
ケンカを通じて相手を理解し合って、
強い仲間意識が芽生えていくってのも微笑ましい。

生身の人間と人間のぶつかり合い
戦争もやるなら武器なんか使わずに
殴り合いでやればいいのに、と思った。

校舎の壁に「下剋上」とか書いてあったり
主人公は横ハゲだし(笑
「てっぺん目指して跳んでやる」 って云うのがあって
愛しい人を思い出したり。 テヘ

(でもあの顔文字はどうなのよ。笑


必死にもがいて熱く上を目指して
自分に正直に生きてる最高にカッコイイ若者達を描いた
最高にカッコいい映画。

人生つっぱってなんぼ!
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by hanakononikki | 2007-10-28 01:10 | FILM/BOOKS

観たい映画だらけ
オンラインの確定申告入力作業してたら・・・

また強制終了キターーー゜д゜ーーーー!!

んもーー いい加減におしっ!
・・・でも実は結構このドキドキが癖になってたりする。(変態)

あー春休みになったら仔雅オフ会で温泉が待ってるわ~♪(気が早い
その前にMUSEもあるわ~♪
あぁ人生ってなんて色とりどりな楽しみが待ってるのー

(チョットハイです)

頭の中にはもうずっと前からお花ちゃんが咲き乱れているんだけれど
梅も桜も全部開いちゃいそうな勢いで温暖化は進んでおるのね。

アカデミー賞は、毎年誰が取るかよりも
受賞者のスピーチが聴きたくて見る。
ハリウッドスター達に「アメリカの本当のリーダー!」と紹介されていた
ゴアさんだけじゃなくて、元NASAの方も告発をしている深刻な地球温暖化問題。
一刻も早くあの国の体制をひっくり返して、先進国が一丸となって取り組まないと。

でも「不都合な真実」まだ見てないんだよねぇ。。´・ω・`;
KBCシネマ北天神っ!
いつ行こうかと時間をチェックしておったら・・・

ん?なんだこれ??

c0049919_21151331.jpg「ブラザーズオブザヘッド」
ギャー! 3/2まで!! こっち先に観なきゃっっ

(ってオイ)
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by hanakononikki | 2007-02-27 21:34 | FILM/BOOKS

食後に一本。
・・・って煙草じゃなくて、
今夜は早めに母宅で夕飯を済ませて
久々にシムラせんせと映画観て来た。

「日本沈没」か「サイレント・ヒル」かって事になって
ホラーずっと観てないし面白そうだったので「サイレント~」の方にしたら
人気のゲームソフトの映画化らしく
マンソンのPVチックな、スタイリッシュな映像も多くて面白かったんだけど
火あぶりとか体が引き裂かれたりのショッキングなシーンも多くて
軽い吐き気と頭痛。。´д`;
シムラはほとんど目隠し状態で指の隙間からちょこちょこ見てた。笑
巨大な人面ゴキブリにゃーオドロイタつかワロタさ!

いや~あれが「12歳以上」OKの映画だなんて…と
昔観た「ゴーストシップ」の二の舞だったとちと後悔。
色んなゴーストだかモンスターだかが出てくるんだけど
一番怖いのはやはり「人間の憎悪の心」と云ったところか。

やっぱ「日本沈没」にしときゃよかった・・・
沈没されちゃ困るが。

あーポップコーンのチーズ味が美味しかった♪

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ひとり二役のジョデルちゃんの可愛さにちょいと救われつつ…
(テリー・ギリアムのファンタジー映画「ローズインタイドランド」にも出てる)
12歳の演技力にゃタマゲタ。
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by hanakononikki | 2006-07-17 00:30 | FILM/BOOKS

最期の12日間

c0049919_21283425.jpg先日某国営放送でチャップリンの「独裁者」の演説シーンが流れていて
(番組はチャップリンのドキュメンタリーだった)
映画を思い出し、昨日久々にDVDでも借りて
見ようかと行ったら目についたのが
「ヒットラー最期の12日間」。




実は、ナチスドイツの軍服フェチな私は´∀`;
ヴィスコンティの「地獄に堕ちた勇者ども」がその退廃さとヘルムート・バーガーの
怪しい美しさも相まってすご~く好きな映画なのだけど
この映画は、600万人ものユダヤ人を虐殺した
ナチスドイツの「独裁者」として知られる彼の別の一面が描かれていて、
彼と恋人エヴァ・ブラウン、そして彼を崇拝する副官達の最期と独裁国家の終焉を
秘書として勤めた女性の回想録を元に映画化したもので
”悪魔”でも”狂人”でもない、「ひとりの人間」としてのアドルフ・ヒットラーを感じられて
とても興味深かった。

ホロコーストの悲劇はどう償っても癒えるものではないけれど
絵画やオペラを愛し、インテリでウィットに富んだ会話で多くの人々を魅了していた彼が
破滅の道を歩み始めたのは、彼独りの意思によるものでなく
市民や国家に限らない何かがそうさせたと改めて感じさせられる。

そして戦争を美化すべきではないけれど
最後まで降伏を拒み、自らの死を選んだ彼とともに最期を迎える日の前日に
彼の妻となり「私は今とても幸せだわ」と微笑むエヴァ。
ヒットラー死後も、遺志を引き継ぎ同じく自決を選ぶ副官達。
その永遠の愛のカタチと、揺るぎない忠誠心と潔さには素直に感動した。

ヒットラー役のブルーノ・ガンツがまた秀逸。

SS(親衛隊)の軍服
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by hanakononikki | 2006-06-22 23:56 | FILM/BOOKS

最期の二日間
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去年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映された、
カート・コバーンの最期の二日間を描いた映画「LAST DAYS」が公開になる。
(福岡はシネテリエ天神で4/22より)

NIRVANAの元メンバーはもとより、ファンの間でも
「辛すぎるから見たくない」と云う声もあるらしいけど、
私は彼が遺していった音楽と、ひとりの人間として抱えていた苦悩と葛藤を
この眼で見て、感じたいと思う。

監督は大好きなガス・ヴァン・サントだし
そしてなんとカートを演じるのは、
「Hedwig and The Angry Inch」でヘドウィグのボーイフレンド、
トミーを演じていたマイケル・ピット!
自身のバンドで作ったオリジナル曲も映画で演奏するらしい。

必見。


(ジャビぼ!アーシアも出てるyo!)


米国版サイト
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by hanakononikki | 2006-03-07 15:35 | FILM/BOOKS


日々の喜怒哀楽を沢山の愛と少しの毒で綴る場所   はぁ・・ロンドン恋しい
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