これを奇跡と呼ばずに
なんと云えば.. (ショッキングな話しでごめんね)


水曜日に姉達、弟、子供達と一緒に母と姉を連れて
下関まで遠出をした帰り、
夕食を姉宅近くのもつ鍋やさんで食べて、
皆とても楽しい一日を過ごしさぁ帰ろうかと
姉宅に歩いて戻り車に乗ろうとしていた夜10時頃

車庫の前は坂道の道路だけど、住宅街で滅多に車の通りもないから
確かに油断はしていた。

でもまさかあの暗さの中で、
無灯火の黒い大きなワンボックスカーが近づいていたなんて
思いも寄らずと云うか、そこにいた私たちのほとんどが気づいてなかった。
はっと危険を察した時もうその黒いかたまりは
ものすごい音を立てて
そこにいた私の家族の誰かの体をはね飛ばした。

まさかと思ったけれど
勿論誰であってもいやだったけど

そこに倒れていたのは母だった。







その現場にい合わせた娘、息子の6人全員と嫁と
孫達2人が叫びまくって、平日の静かな住宅街がものすごい慟哭と
阿鼻叫喚の状況だったけれど
私はなぜか奇妙なくらいひとり冷静で
車庫の中に飛ばされて横たわる母の頭から流れ出した血を止めようと
傷を手で押さえた。

そこにいた誰もの頭に「即死」と云う言葉がよぎっていたような状況だった。
最初は気を失っていたのか全く動いてなかった母の
首に指を当てると温かい脈を感じたので、心臓は停まっていないことを確認した
救急車を呼んだかを確認したら
誰も場所を冷静に説明出来る状況ではなくて、
そしたらご近所の方が「呼びました」と手配して下さっていた。

姉に家から毛布を持ってくるように頼んで母の体を包み
頭は絶対に動かさないようにタオルを敷いて固定しながら
頬を何度か軽く叩いて呼びかけると、目を開けてくれたので
状況を話して救急車が来るのを待つ間、とにかく母と会話を続けた。

これは全て以前見た記憶があるテレビでの
頭を強く打った場合の処置の仕方だったと思う

この時間が何分だったのか何十分だったのか
とにかく恐ろしく長く感じて苦しかった。

そして到着した救急車とそれより少し早く到着したパトカー
運転手は30代後半の男性で、道端に人がいた事に全く気がついてなかったらしい。
暗い道だとは言え、街灯もあったのに。
何故無灯火だったのかは理由を聞いてもはっきりと言わず終いだった
よそ見でもしてたのか。

救急車に乗り込んで病院に搬送される間、
救命士の呼びかけにも母はきちんと答えていてひとまず安心した。
すごい生命力…と云うかもう信じられない
あんなに頭を強打したのに
車のフロントガラスにはヒビが入ってサイドミラーは吹き飛んでいたのに

CTスキャンとレントゲンを撮って
「外傷性くも膜下出血」と「ナントカ」(忘れた..)頭部の出血(脳内ではないので
これ以後意識障害が出なければ手術の必要はないと言われた)
そして右手の甲の打撲と左足首の骨折との診断だった。

頭の傷は4~5針ほど縫っただけで済んだ。

・・・とりあえず入院していただきますので
と云われ、「当たり前だ」と思ったけれど´・ω・`;
その夜は一晩中病室で様子を見ていた私に、
意識の状態が悪くなるどころか「心配いらんからもう帰っていいよ」と云うくらい元気で。

てか、すごくない?ウチの母…77歳よ?人間(だと思う)よ?笑
普通のおばあちゃんだったらあちこちの骨ぐちゃぐちゃでもおかしくない事故だったのに。

・・・マルチーズのハナも湯布院で車に轢かれた時、ホントに無傷!で「奇跡」を体験したけど
これまた二度目の「奇跡」だ。。。

最初は事故のショックで感じていなかったのか
昨日、今日とで段々とカラダのアチコチが痛み出して来たみたいだし
右手はグローブみたいに腫れて痛々しいけど
これくらいで済んで本当に良かった。

まだ1ヵ月後にCT撮って後遺症が出ないか確認しなければいけないけど
きっと大丈夫だと思う。
あとは、足首の骨折の治療の間あまり身体を動かせないし時間がかかるから
その間にまた認知症が進まない事を願うのみ。。

私はこの3日間ずっと事故の場面とあの音がフラッシュバックして
涙が止まらなくなったり不安になったりしていたけれど
私のセルフセラピーと云うか、こうして文章にする事でもうすでに随分気が落ち着いた。

とてもショッキングな事を読ませてしまってごめんなさい。


私もシムラもそして母も
大丈夫です。

ただ、これを機にと云うのもヘンだけど
退院してからは私が同居する事を決めました。

もっと皆と会える機会が減っちゃうかもだけど、寂しいけど、
たまにはご飯食べに行こうね´∀`

そして、本当に事故は自分がいくら気をつけていても
予想もしない相手の行動で起こり得る事があるのだと実感させられました。
防ぐのは難しいけど、どうか事故に合うことも合わせる事もないように
気をつけて元気に過ごしてね。
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by hanakononikki | 2007-03-23 10:33
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