あ~やっぱハードカバーの本って良いわぁ (^ω^)
読み終えた後のなんとも云えない充足感。。(もう一週間も経ってるが)
でも12時にベッドに入って、気がついたら夜中の3時半とか・・・ヒー
それだけ面白くて、久々に300超えるページがあっと云う間だったや。笑
雅くんもオススメの「
桃山ビート・トライブ」(著者:天野 純希)
桃山時代の痛快ロック小説!
安土桃山時代。秀吉が権勢をふるい、三成が野心に燃えた頃、
型破りな音楽と自由な踊りを武器に、
権力に立ち向かった若者たちがいた。
破天荒なエネルギーとリズムで疾走する痛快時代青春小説!
第20回小説すばる新人賞受賞作。
何が面白いって、ノンフィクションの歴史を散りばめた時代背景もあるけど
反抗的な言論や芸能が厳しく規制され虐げられ始めていた時代に
権力に屈することなく、革新的な音楽と踊りで民衆の心を鷲づかみにしていた
芸人「ちほ一座」(三味線の藤次郎、笛役者の小平太、黒人の太鼓叩き・弥介と
天才ダンサー・ちほの4人)の演奏ってのが、
色んな会場に乗り込んでゲリラライブをやるんだけど
それがいつも筋書きなしの即興プレイってところとか、
藤次郎の三味線の弾き方が、バチを叩きつけるように弾く「まるで打楽器のような奏法」
なんて書いてあるもんだから、、、この作者もしかして仔雅か・・・?(゜Д゜)
いや、仔カブキボーイズか?(←あのね。ってみた。ワハハ
そして最後は、こうなりゃ世界が舞台だ!と
船でワールドトゥアーに旅立つって云うんだから
もう愉快痛快!どころかえぇぇええええ!?的な。
(あ、まだ読み終えてない人スマン)
いや~よくこんな本と出会ったなぁ、雅くん。てか読んでて相当ウケたろなぁ
歌舞伎の発祥となった出雲の阿国一座も出てくる。
20代の若い作者だけあってか、時々文章が砕けまくったり(笑
「セコい」とか「B専」とか現代若者な感じのワードが顔を出すのも
小気味良くワロた^ω^けど、
終盤の粛清のシーンでは、流石の表現力に血の臭いさえしてきそうだった。
映画化したら面白いと思うなぁ
(ぜひ北野タケシ監督で。なんちって
何せうぞ くすんで
一期は夢よ ただ狂へ
そして今日、本屋で見つけた吉井和哉自伝「失われた愛を求めて」(臭いタイトルだな
が今夜のベッドのお供なのーん♪
明日はゼップでライブ!